61. 猫に聴診器を強く当てると雑音が聞こえる(胸が柔らかいので)ことがあるので注意する。
62. 猫の聴診のコツは左右より、胸骨の部分にて聴診することである。必ず胸骨からの聴診が必要です。
63. 猫はストレス状態が強いと、聴診にて雑音が聞こえることがあります。体位の変化で音も変化する。
64. 猫の無害性の雑音は、胸骨と右心側に聞こえることが多い。部位も変えて聞く必要があります。
78. 猫は犬に比べて慢性の鼻汁の病気が多い、原因はウイルス、細菌感染、異物、腫瘍、カビ等です。
79. 猫は犬に比べて発熱するが、ときにその原因の解明はむずかしい場合があります。
81. 猫のカロリー要求量は、体重(Kg)×30+70である。肥満猫にはこの約70%を分けて投与する。
87. 猫の口内炎は犬にくらべて重症な例が多く、多くはリンパ球性プラズマ細胞性口内炎です。
83. 猫の皮膚糸状菌症は犬の場合より慢性化する場合がありうる。根気良い治療が必要となる。
97. 猫は歯に外部吸収病巣と言う猫独自の歯の病気が存在する。歯頚部病巣とも言われる。
4. 猫の黄疸は犬と違って、原因は1つではなく複数に原因がある。このことが治療をむずかしくしている。
5. 猫は犬と違い、膵炎、肝臓病、腸炎は深い関係にある。糖尿病や慢性腎炎との関係も疑われている。
9. 猫と犬では肝臓の代謝が、かなり違います。この意味は治療上の問題としての違いもあります。
7. 猫の心臓病は多くは心筋症で、犬の心臓病で小型犬に多い弁膜症とはかなり違います。
12.猫の気管支炎は、犬とは違い多くは、アレルギー性で喘息です。特にシャム系の猫が多いようです。
13.猫は心臓が小さいので、心室細動は普通起こらないが、心臓が大きくなると起こることがあります。
14.猫の不整脈は、ほとんど抗不整脈剤では治せません。その原因の治療がより重要となります。
15.猫の心臓病のサインは、犬のように咳でなく、呼吸困難です。その症状は動物種によって違います。
16.猫が咳をするのは比較的まれで、喘息か心臓糸状虫症(フィラリア症)が疑われます。
17.猫が高齢のその病気の原因は、90%は腹部にあり、腹部超音波検査が診断のカギとなります。
18.猫の肝臓病は、胆管炎/肝炎胆管肝炎、膵炎、肝リピドージス等と関係があります。
19.猫の胆管炎/肝炎胆管肝炎は、その後炎症性腸疾患を引き起こすことがあります。
20.猫が外で鳥を食べたと考えられる場合は、サルモネラの感染を疑います。
21.猫は犬に比べてより頭部にカビの一種である、クリプトコッカスが感染する機会があります。
22.猫の伝染病に眼底の検査をすると、FUV、FeLV、トキソプラズマ等の感染が示唆されることがあり。
23.猫が高齢の場合、全身性高血圧症が発症することがあり。高齢の猫は血圧の測定が重要となる。
24. 猫は高齢になると甲状腺機能が亢進することがありますが、犬は高齢になると多くは低下します。
25.猫の体表の出来物は80%悪性だが、犬は80%良性である(乳腺腫瘍を除く)。
26.猫は犬と比べて、肺の容積が少なく、犬より少し気管支炎、肺炎になりやすい。
28.猫は犬に比べて、上部気道感染症の罹る率が多いことが知られている。
29.猫は胆嚢との胆管が犬より太く、短くなっています。この解剖学的な違いが治療にも影響します。
30.猫では、犬と違い副腎皮質機能亢進症はきわれてまれです。犬では比較的良くみられます。
31.猫は低カリウム血症、有機リン中毒、チアミン欠乏、が起こると、頭部が下へ屈曲する。
32.猫の肺水腫のX線のパターンは、犬とは大いに違います。一定のパターンがありません。
34. 猫の化膿した眼球炎は摘出しないと全身性の疾患へと広がる場合があります。
35. 猫は犬と比べて、尿の濃縮能が高く、尿の比重が高いことが知られています。
37. 猫は犬と違い糖尿病の治療は、経口の血糖降下剤のみで有効なことがあります。
38. 猫は犬と違いインスリンが不必要なタイプの猫が約30〜50%存在する。食餌療法にて減量すると良い
39. 猫の糖尿病は診断が犬よりむずかしい。特に興奮し易い猫はより診断がむずかしいものである。
40. 猫の糖尿病は治療も犬より一般にむずかしい。猫は犬より、治療に反応ない。
41. 猫では血糖値の閾値(血液から尿へ糖が出る値)が高い犬より高い、
42. 血糖値の曲線は、猫は犬と違って、1〜1.5時間おきに測定するのが良い方法です。
43. インスリンの抵抗性の問題は、猫の場合は犬より少ないといわれています。
44. インスリン治療は犬と違い、猫は長時間作用のインスリンから通常から始める。
45. 猫には一過性糖尿病とか潜在性糖尿病と呼ばれるタイプ(15〜20%)がある。
46. 猫は犬より、家庭での尿によるモニター(血糖がでるか)がしにくい。
47. 猫の糖尿病の食事療法にては、犬のように高炭水化物は適さないとの報告があります。
48. 猫の糖尿病は、犬より糖尿病性の白内障はあまり起こりません。症状もあまりはっきりしません。
49. 猫の膵炎は犬の膵炎のように嘔吐は、一般的ではありません。20〜30%前後で認められます。
51. 猫の抗癌療法は犬と違い、シスプラチン、5FU等の通常の使用は禁忌である。使用しません。
53. 猫の病気の最初のサインは食欲不振が多い、ゆえにその後の診断が重要となるのである。
54. 猫のAPT(肝臓の酵素の検査)の上昇は6時間で、犬の72時間とは大いに違い意義がある。
http://www.pet-hospital.org/cat-hospital1.htm 日本ベッツグループ